しゃがむと痛い膝の痛みの原因
こんにちは!神奈川県元住吉駅徒歩1分の整体院ハリボディ キュア スペース元住吉の院長の大上 剛史(だいじょう つよし)です。
本日もブログをご覧になって頂きありがとうございます。
本日のテーマは「しゃがむと痛い膝の痛み」についてお伝えしていきます。
膝関節のおさらい
膝関節(ひざかんせつ)とは大腿骨(だいたいこつ)脛骨(けいこつ)膝蓋骨(しつがいこつ)から構成される関節で運動軸は膝の曲げ伸ばしを行う1軸性の関節になります。膝の左右にある半月板(はんげつばん)という組織がクッションの役割を果たし膝への負担を軽減しています。
膝を痛めやすい方に多い姿勢
当院で多くの患者さんを診ていくなかで膝の痛みで悩まれている方に共通していることがあります。
①立った際に膝と膝の位置が離れてしまう
②骨盤が前に倒れ腰が反った姿勢になってしまう
③胸の前の筋肉が硬くなり猫背のような姿勢になっている
④お尻の筋肉が硬いことで前かがみになった際にお尻が後ろに引けていない
このように共通している状態で膝にお悩みの方はおそらく病院でレントゲンやMRIを撮っても何も問題が無いと言われたことがあるのではないでしょうか?それは①〜④のように膝以外に膝を痛めている問題があるからです。
膝が痛いから教科書通りの原因があることはほぼ考えられません。
症状が同じでも1人1人原因は異なります。
気を付けていただきたいのは病院などで診察を受け「膝には異常ありませんでした。」と言われ筋肉痛?使い過ぎ?異常ないからいいやと安心しないでください。
痛みが出ているということは少なからずあなたの膝には何かしら体のどこかに原因があるということです。
異常がないなら痛みは出ません。
膝の治療を行わずに渡された湿布や痛み止めで我慢するということは絶対に避けなければなりません。
膝はどんな場所?
人は毎日歩く行為は避けられないです。痛みが出ないようにかばいながら歩いても同じです。
かばうことで別な場所に負担がかかり別な場所に痛みが出現します。
膝の痛みに対して根本的な治療をしていかなければならないという考え方が大切です。
①〜④を改善して膝を自分で改善してみる
実際に膝以外にある原因を自分で改善して膝以外に問題があることを体感してみましょう。
①のようなO脚と感じる方は、、腰〜膝の外のラインをマッサージもしくはストレッチポールをお持ちの方は使って硬さを改善してみてください。ポイントとしてはマッサージもストレッチポールも早いスピードで行わないことです。
適切なペースとしては時間、回数は指定しませんが自分で行っていてジワーッと感じるくらいです。
下の画像で青くなっている場所をイメージしながら行ってみてください。
②のような反り腰に近い姿勢の方は①のような方法も試すのも良いですし別な方法では骨盤が前に倒れている状態を改善したいので大きく息を吐けるだけ吐いていく運動があります。
息を吐けるだけ吐くとお腹が丸まり骨盤が後ろへ倒れるような姿勢になります。
画像のような上向きで寝た状態で、頭の後ろで手を組み膝を曲げ5秒かけて息を吐き出していくようなイメージで行っていきます。
③の猫背のような姿勢では胸の前にある小胸筋(しょうきょうきん)という筋肉が硬くなり肩を体の内側へ巻き込んでしまいます。
長時間手を使うデスクワークや長時間の読書、スマホなどで硬くなりやすいのが特徴です。
その小胸筋を緩める方法としては、鎖骨の指1本分下の筋肉(鎖骨下筋/さこつかきん)をセロテープを剥がす時のような指の使い方でグリグリと筋肉を刺激します。
この時に少し痛いくらいの刺激の量で行うとより緩みやすくなります。
回数や頻度は自分の感覚で構わないので1日全くやらない日がないように気を付けて下さい。
④のお尻の硬さは画像のような足を組んでお尻を伸ばすストレッチの方法がオススメです。
治療院の先生などに施術してもらう際はお任せして良いと思いますが、自分で行う際はストレッチが簡単なので有効です。
まとめ
現在多くの膝でお悩みの方が間違った治療を行ってしまっています。
骨折・打撲・捻挫・擦り傷・などの外傷であれば病院で診ていただくのが適切ですが3ヶ月、半年、1年と治療しても改善しなかったりレントゲンやMRIを撮っても原因が分からず湿布や痛み止めを飲み続け悪化すると注射を打つような治療を繰り返してしまっている方が大変多くいます。
今回お伝えした「しゃがむと痛い膝の痛み」では膝に痛みがあっても①〜④を改善すると膝がとても楽になる方がほとんどです。今の時代はスマホや医学テレビなどで簡単に情報を得られる時代になっています。
ですが、その得た情報は今の自分に合っているのか?と疑問に気付いてあげることも大切です。
大切なことは、症状は同じでも1人1人原因は違います。自分自身の体がどのようになっていてどうしていくと改善していくのかを評価し治していかなければなりません。
当院では患者様1人1人のお体を評価し施術していきます。
今まで沢山の治療院を渡り歩いた方も少なくはないと思います。当院を最後の治療院にしませんか?
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